PHASE#23-26

#23 デブリの群れ / #24 愛 / #25 惑い人 / #26 そして巡りあう日々


#23 デブリの群れ

 ド、ドドドドドルフゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!!!!

○ハチロータ・ホシノ
 お前は主人公か!というくらいに逝った目つきと出番の少なさ。つーことで彼のことについては『愛』と『惑い人』、そして最終話でたっぷりと。「先生が…死んだ」はまだ落ち込みすぎてるってだけだったが(目はアレすぎたけど)テロの中淡々と歩くときには完全に逝ってしまってたな。

○クレアークレアクーレアー、クーレアークレアクーレアー、クーレアーローンドー
 言ってしまうのもあれだが、クレアは全然生きてるわけで、足を打たれて唸ってる状態。どうすっかなぁ、このお嬢さん…。「私は恵まれていないのよ!」「みんな中途半端に優しいんだから」と挫折からひがみ根性むき出しの彼女はついに防衛戦線入り…予想の範疇だが、銃を持たせるのはどうかな、フォンブラウン制圧、静かの海押しつぶし大作戦という失敗の許されない作戦において飛び入りクレアの存在は。壁のひとつなんだろうな、ハキムにとっては。クレアが熱望したとしても実戦経験からして…。
 クレアが防衛戦線入りしたとすれば、あらかじめ伏線は張ってあるはず。確かにクレアがひがんでいったということはあっても、ハキムと接触しても、防衛戦線だという動きはなかった(と思われる)。事情聴取で「私を宇宙防衛戦線だと疑ってるんでしょう」という段階では少なくとも…芝居じゃなければ。ベットで待機していたハキムから今回の作戦を言われ、「DS-12を誘導しろ」みたく言われたが、無理矢理ついてきたという感じ?
 ユーリとフィーが閉じこめられるところで、一緒に閉じこめられて「どいつもこいつも!」って感じに愚痴ってフィーとユーリに怒鳴られるくらいしてほしかったかも…今日の内容を見る限り思ったのはそこ。クレアの場合、必要とするのは怒ってくれる人なんじゃないかな。親でなくとも歪んだ精神を根本からたたき直すための。「バカかお前は!」と言ってくれるような。なんとなく、だけど。被害妄想強すぎて、考えが飛躍しやすいクレアだから抑える役目がいる。ハチもハキムも違う。つっても僕、愛なんてわからな(ry

○勇者王チェンシン
 テロに気付いたチェンシンは生身でテロを防ぎ、改造手術の結果、勇者王として(ry
 単にテロによるネットワーク乗っ取りに対する反応としてチェンシンを出したとは思えないくらいの出番。同期3人のうちまず最初に救われる(というか自立する?)のがチェンシンなのかな。貨物機も旅客機も変わりない、パイロットなんだってことで。チェンシンは…次回、たかがタンデム・ミラーエンジンなど押し返してやる!ということではせ参じるとか。巨大なものが落ちるってのはアクシズがまず思い浮かぶ…
 ただの先輩なのに風船ガムの描写が細かいのでおいおい、そこで作画使うから第2作画が出るんだよ!と(笑)

○タナベさん
 エンジェルは次回まで充電。結局忍者はスルーで。

○ドルフたん
 死ぬな…死ぬな…。まだ腹に一物あり(実際に一物埋め込まれたけど<ワラエナイ)の顔してるんでテロの作戦を阻止する役目が残ってるよね?フィーが心配した直後撃たれるなんて…
 やっぱりドルフはフィーを…不倫だー不倫だー(以下木星公社のエージェントがry
まぁあんな姐さん近くにいたらねぇ。フィー本人は気にもしてないようだけど…ってドルフって独身だよな。つーことは意外にうぶなドルフ?

○リュシー
 既にコリンを手玉に取ってる!?Σ(゚∀゚;)

○かないみかとこおろぎさとみ
 お前らわかんねーよ!(笑)前回、最初はシア?と思ったけど「やったー!」の前のセリフがノノっぽかったからノノか、とシアじゃないことに気付いたが…なんて言ってたら夜逃げしてるしなぁ…出ることには出た(笑)

○レオーノフ
 待て、レオーノフ!お前が戦いに行くと…なんて思っていたら、やっぱり予告で担がれてるんだよぉ…。(あれがハチとレオーノフだ、とは言い切れないが)なんといってもゴローさんには1/6G殺法という(ry
 見たかったな、ゴローさんの大活躍…。てっきりタナベがフォンブラウンに乗り込んだ後の護衛としてゴローさんがつくのかな、と思ったりなんかしたんだが、タナベは一人でうろつくし、ゴローさんはエンジンのために残るし。

○テマラ
 やつれてしまったテマラ…ただただ泣くばかりですよ。クレアを救うのは彼ではなかった…か。

○愛
 原作の『惑う人』『サキノハカ後編』とをアニメ『愛』にもってくるとしたのならものすごい密度が濃いことに。要するにテロキス(これはもう微妙だが)とレオーノフの一件をもってくる(現に担いでる)わけで、タナベ節がどこで出るか、ハチがどう黒解消されるのか、全然予想が付かない。

○次回
 このタイミングで1週休みって酷すぎるよorz
 いや、確かに休んでもらっていい状態で最終話を迎えたいのはある。だから我慢…したいけどさぁ…「会いたかったぜぇ…ハキム」で終わるのはタマラン。
 エンディングが全然作品と合ってないのはキニシナイ方向で。

#24 愛

 全ての命は尊いんです!愛すべきものなんです!それなのに、価値があるとかないとか
そんなの全然わかりませんよ!

○あらすじ
 宇宙防衛戦線のテロにより、静かの海市に墜落しようとしている木星往還船フォン・ブラウン号。船内での銃撃戦が行われる中、ハチマキはハキムと対峙する…。そしてタナベは負傷したクレアを見つけるのだった。
 一方、フィーとユーリ、チェンシンはフォンブラウンを押し戻そうとするが、貨物船とデブリ回収船2隻では到底無理だった。しかし、間一髪のところでフォンブラウンのエンジンに火が入り、危機を脱した。防衛戦線と連合との密約が成立したのだった。
 ケガをしたクレアを連れ、救命ポットで脱出したタナベは近くのクレーターまでクレアを運ぶため、クレアをかついで長い道のりを歩くことにする。その道のりの中、タナベは今までの自分、そして愛を崩してしまうことになるのだった…。
 

 原作を知らない方がより楽しめる原作付きアニメというのも珍しい。OPは前回ハキムが防衛戦線の服装になっていたが、クレアも防衛戦線の服装に。もう戻れないな、と改めて実感。
 ハチはハキムを、タナベはクレアを殺しそうな展開で次回へってのは卑怯すぎる(笑)ここまで引きが強いってのも凄い。

○ハチロータさん
 本来、修羅に落ちる前にテロキスが起こるのだがタナベがあぁなってしまった故に止める者はいない…。あそこでハキムを撃っちゃうとは思えないが、谷口監督ならやりかねん(笑)今回のハチは原作に則してたようにも見えたので、特には。まぁ「便利な言葉だなァオイ!根性無しも能無しも卑怯者も『愛』って唱えりゃ許されるもんなァ!!」がなかったのは残念だけど。
 残り2話に、ってことですかね。今週はタナベメインだから。というか前半でフェードアウトしてずっと出てこない主人公ってなんだよ(笑)しかも、銃口突きつける段階でタナベいないからどうなるかドキドキしたままですよ。

○タナベさん
 愛さん…酸素欠乏症にかかって…
 今回、一番予想外かつ原作を有る意味超えた。愛について語るタナベの力強さがどんどん弱く、脆くなっていくのがゾクゾクしてた。「〜〜そんなの全然わかりませんよ!」までは前のタナベ節健在だったのだが、愛さえあれば…愛さえあれば…と次第に確固たるものが崩れていく様があった。タナベも見誤ってたようで…イグニッションの回を見ればタナベがどれだけ声をかけても献身的であってもハチはそれを上回る喪失感を受けていたわけだし、自身の愛で救ったことじゃないのは見ていて分かる。いつの間にか、自分が救ったことになってる…そこはちょっと唐突だったかも。だからこそ錯乱したのかもしれないけどね。タナベのいう愛はシスターの無償の愛とは違って、何か愛を与えることで自分を満たすようなそんな愛なのか?なんとなく。でなきゃハチがタナベじゃなくて、タンデムミラーエンジンに触れることで救われたことにショックは受けないはず。言い方は相当悪いけど、愛を与えることで自分を満たす…結構自己中だけどそんな感じっぽい。加えて愛に固執するのも自分が愛に飢えているから、愛を与えることで自分自身を愛で満たす?人間くさくて全然いいんだけどね、そんなキリストみたく変に神がかったアニメ版タナベも見たくないし。原作タナベはアレでイイです。残念なのは人間関係を掘り下げすぎて逆にタナベが虚ろになってたこと。タナベ節は中盤全然無くて、ただの女の子っぽい感じが割とあっただけから。まぁタナベが愛に執着する理由は、来週かなぁ。風車だし。恵まれてない、みたいなことを言ったので間違いなく捨て子ネタはやるだろう…。そして、どうタナベが変わるか。
 自分の愛がハチを救ったわけではないと気づき、錯乱。酸素の残りもなくなり、クレアのボンベに手を…って相当重いぞ、プラネテス。脚本家が大河内だもんなーって納得できるあたりもアレなんだが。なんといってもヒロインのキスで「なま暖かい」と言い放ち、むしろヒロインを凍らせる展開をみせたキンゲを書いた大河内(笑)

 要するにタナベが自分の愛を見つめ直す、ということかな。愛を与えて自分自身に愛で見たそうとする?タナベがどうするか。

ps.今日のPLANETES[affettuoso]はどうだっただろう。A secret of the moonも「ターニング・ポイントで使うかぁ?」という疑問があっただけに、ヘタに使われすぎるのは怖い。

○防衛戦線
 顔に傷のある男、ハキムどっちもピエロだった。途上国のコンプレックスを利用した、と。原作でのハキムがリーダーになる前の防衛戦線という感じ。バックのスポンサーから資金提供を受けてテロをする。原作のようにハキムが率先して前線に赴くリーダーで、テロキス以降活動をやめるよりは今回の取引で活動が控えられる、ってほうが自然か…1/6G殺法…(´・ω・`)

○たかがロックスミスの息子、押し戻してやる!
 なんとなく「ガガガガガガガオガイガー」とBGMを流しながらフォンブラウンを押し戻すチェンシンを妄想した。そのあとは、貨物船で最終ちk(ry
 チェンシン覚醒。「あそこにはハチがいるんだ!」はシビれました。なんかこう、チェンシンがどう進むかが見えたような。実際にはクレアも、タナベも、みんないるわけだが。今回のユーリは、防衛戦線相手に世紀末救世主をやりそうな険しい顔してた…タナベに気合入れすぎた?千羽女史。チェンシンが来るのかな?タナベとクレア助けに…ってそれしたらあかんわ。錯乱したタナベに対してチェンシンが欲(ry
 ごめんなさい、チェンシンかっこよすぎてネタにしすぎですねorz

○しゃぶりつくすコリン
 ただのボンクラじゃないなぁ、本当に。「アイツをしゃぶりつくすまでは!」アイツ=親父、なわけで連合議長の息子ってことでいろんな目に遭ってきたんだろうな。初登場以降、影で一番成長した。
 リュシーは今回、一番よかったよ。「死んでたまるかー」って戦うんだし。(追記:服〜は自分の欲望でしたorz)あの憔悴しきった顔が萌えるわけじゃないけど、よかった。ただ、あんな顔の側を銃弾がすり抜けたのに…耳大丈夫なのか?

○ドルフ
 結局…搬送されるだけだったのか…。

○次回
 風車キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
 成長Qタロキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
 地球のこと考えろキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
 ピクニックキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
 サリーにピクニックなんて言われるとちょっとアレだが(笑)それにしてもED変えた方が…2回続けて極限状態から、あのEDのイントロ流れるとギャップが…(笑)

#25 惑い人

俺ですら繋がっていて、それではじめて宇宙なのか

○あらすじ
 木星往還船フォン・ブラウン号のクルーが正式発表された。喜ぶメンバー、だがハチマキひとりだけ別の世界にいるように気の抜けた状態だった。そんなハチマキをゴローは地球へと連れて帰る。その途中、テクノーラに立ち寄ったハチマキは、デブリ課でタナベが仕事を辞めたことを知る。家に帰り、ポケットに入れっぱなしだったタナベの遺言状を開け、中を読んだハチマキは思わずバイクをタナベの家まで走らせるのだった。

○ハチマキ
 撃った。確かに、『愛』を見直してみると、弾切れの銃を拾っているようにも見える。ハチマキが、海にダイブすることで見えた宇宙については割愛。でも、言わせてもらうとすれば…、ご尊顔のようなアップのギガルト先生は笑った。漫画では、「タナベ?」と光に触れた瞬間、自分自身も宇宙に溶けていく、というイメージに対して、アニメでは人と人とが手を繋ぎ合って、ひとつの輪を作ってそれがうねりとなり、宇宙を作っていくというイメージに見えたのだが個人的にはアニメの方が好きだな〜。フォンブラウンのタンデムミラーエンジンに触れることで、でっかいものの見方を覚えたばかりのハチが迷走してガムシャラに走った、全部捨てることで。結局、自分と同じ捨てることでテロとして戦い続けたハキムと対峙して、宇宙を知って、ハチの顔が戻った。真っ暗な中で対峙した相手がハキムだったんだろうな、目的地は違うけど同じタイプの人間だったから。今回の好きなところは、最後のハチの顔が元に戻ったところ。あと「誰のせいだ?いや何のおかげだ?」のところ。Bパートはまとめて好きだけど、個々で言えばこの辺が。キンゲのゲイナーがオーバーフリーズから元に戻ったのも好きなんだが、洗脳された(あるいは燻ってた)人が元に戻る、成長するのが好きなのかねぇ(笑)あとは白猫に伝えた「独りじゃないから…」の部分を最終回でどう伝えてくれるか、かな。2巻3巻を混ぜたハチの葛藤をアニメ版ではやったのだから、そこは抑えて欲しいけど…なさそう。するとすれば、月面でしりとりの「け」を言う前かなぁ…。「タナベ…その前にいいか」みたいな。タナベ側の葛藤が今回描かれていないからハチの「みんな繋がって宇宙なんだ、お前もそれが言いたかったんだろう」で締めるのはちょっと。なんか、今日の話は原作の脊髄と繋げるために所々、はしょった感強かったんで。そういう意味では月面を2日間フラフラと歩いたのは蛇足と感じた。歩いている最中に、タナベ・クレアと思われるようなボンベの跡がちょっと怖かったが。
 4巻は別にいいと思う。「愛し合うことだけは〜」はなんか違う。

 ハチが虫を潰すシーンを敬礼に見間違えて本当にハキム殺したのかと思った(笑)

 PLANETES日本語歌詞は最終回にお預け。今回はA secret of the moon.どっちもプラネテスに欠かせない挿入歌だよなぁ。

○タナベ
 描写不足が痛かった。あれだけの引きをしておきながら、半年〜酸素不足で神経麻痺、車いすで療養中って…。あと1話であの場での葛藤と残った心の傷をやるのは難しいよなぁ…。今回、すごくまとめてきたというのは凄いし、あと1話でいろいろできるという期待もあるんだけど、あれだけじゃあタナベ側が描ききれなかったんじゃないか、という不安あり。26話Aパートに期待…ということで。「先輩が愛していたのは…私じゃなかった…」「空気…」のあとがタナベの負った心の傷をハチがどう癒すかだなぁ。恋人の手の繋ぎ方して、あれで終わるくらいならちゅーぐらいやれー(笑)描写不足をさっ引いてもBパートの演出イイデスヨー。あーあんな手の繋ぎ方やってみてー(夢のまた夢)
 しかし、そこまでやるか!という感じだ(笑)まさか、神経やられて車イスなんて。原作キャラをここまでいじるとは夢にも思わなかったな。助かった理由がシャトルバスという特にドラマもないオチというのも谷口大河内プラネテスっぽいなぁって。トイボックスやチェンシンか?なんて思われていただけに。
 ともかく、タナベに関しては最終回次第じゃないかな。圧倒的に描写足りない。クレアのことも言ってない。ハチに打ち明けて、それにハチが応えてあげることがまだ、残ってる。実はそこまで傷になってないというオチはないよね?愛が打ち崩されたから放心状態で…じゃあれだし。

 プラネテスって全部の話が重要だから、ここを削って…というのがない。評判の悪い4〜6話も映画監督、忍者、コリンとそれぞれ大事な役どころがあったし。でも…やっぱり今回は尺が足りないよねぇ。丁寧に描いて欲しかった。

○テクノーラ居残り組+ドルフ
 チェンシンは吹っ切れて、ラビィはなんかタナベの住所を渡したり気の利いたコトして、上にゴマするのを辞めていいお父さんになってきたのか?第2事業部長に「うちの課から木星のメンバーですよ〜」とか言えるんで機嫌がいいとか(笑)
 ドルフの提案は、木星行く間の仕事はデブリ拾いってことなのかな?「フォンブラウンが帰ってくるまでに地球を綺麗にする」とかなんとか。それでタナベ復帰ですよ、テクノーラから吸収されたデブリ課メンバーの前で「では、我が社のデブリ課に配属される新人だ」「星野愛です」とか。<ネタバレです。それにしても半年で現場復帰できてよかったよかった。安易に、データを保存してるから連合告発云々…はないだろうし。

○防衛戦線
 クレアは逮捕、どうするかな。タナベとはもう逢えないだろう、さすがに。手紙かな?どれだけタナベの心の傷を癒すためハチが応えても、クレア自身の言葉がいる気がする。
 ハキムは生きてるけど、次週1カット登場するくらいかな、後ろ姿で。具体例はガンダムX最終回ということで。でもGX最終回だったら、クレアが車いすだよな(笑)

○星野一家
 トンカツー。地球のこととかー!トンカツの取り合いー!ハチがあんなだから、せめてゴローさんに「どちら様?」と言ってほしかった(笑)帰ってきた2人に対して、「帰ったのか」と言いながら現れるキュータロー、ゴローさん「どちら様?」キュータロー「あんたの息子だよ」って。うん、尺の都合で無理だよね…orzこういうほのぼの描写とか、タナベ側の葛藤とか、描ききれなかった部分を補完してDVDに収録して欲しいよママン。

○木星往還船クルー
 レオーノフ、よかったなぁ…お前は一人前だ!と本気で喜ぶ。サリーのピクニックネタとか、隣にヨガの人、船長があの人とか小ネタはあったが、レオーノフがこのまま木星に行けそうなのが嬉しい。もしも、木星クルー決定が20話くらいだったなら、月面を歩くのはハチとレオーノフだったかもしれない。しかし、残り1話でレオーノフ入院はないだろう、ということさ。尺の無さがこんなところでいい結果を…(笑)

○そして巡りあう日々
 ハチとチェンシンは何を?同期3人の写真が意味するものは? そして、月面しりとりぃー!何が起こるか分からない最終回。綺麗にどうおさめてくれるのか、既に楽しみ。奇抜なストーリー展開とかはいらないので、うまくおさめてほしい。ベタでも、ギガルト先生の言う港になってほしいな、最終回が。いろいろあったけど、最後にはここへ行き着く、と。
 しりとり楽しみー…だけど、気になるのは、2人の立ち位置。もしハチとタナベなら両方とも明かりのほうにいるはず。しかし、片方は明かりの照らされていない影の部分、しかも手に何かを持っているということ。今更ハキムじゃないにしても…ハチとクレア?クレアの口からタナベのことを聞かされるとかかなぁ。それなら、もう影の部分に入って戻れないクレアと、歩み出そうとするハチの対比になるけど、クレアが影のままというのも…ぬ?

 もしかして、チェンシンとハチが話しているのはクレアのこと。クレアと月面で対峙して、そういうことか?もうサントラO.S.T.2にあるようなしりとり期待しない方がいいかも?

LAST PHASE そして巡りあう日々

 こんなに清々しい最終回は一年ぶり。キンゲは「楽しい最終回」でプラネテスは「綺麗な最終回」そんな印象がありました。

○OP最後の変更
 ハチのバックがタンデム・ミラーエンジンから、フォンブラウン号へ。加えてタナベのバックもテクノーラから黒だけに。これは所属を表していたんだろうな。フィーやユーリはテクノーラなので。デブリ課メンバーが走るシーンの影がなくなり、課長の髪の毛の色が豹変。明らかに色が変わった(笑)ハチがハチマキを巻くシーンはハルコさんとキュータローから風車の街(前回のバンクだけど…)へ。ゴローさんとロックスミスの背景もタンデム・ミラーの事故から変更。そして、もう一人のハチが 消 滅 。これでもうゾクゾクと最終話に期待が。最後のハチが走るシーンも、星座から大宇宙へ。

○あらすじ
 みんな繋がってるんだ、と気付いたハチ。タナベとも連絡を取り合い、木星出発に向け順調な日々を送っている。チェンシンとともに服役中のクレアと会い、同期3人それぞれの道を歩むことになっていく。タナベもリハビリをがんばり、ついに普通に歩けるようにまで回復。二人は久々にISPV-7で会うことに。デブリ課を訪れた2人はかつての仲間たちと再会し、DS-12で宇宙へ…。

○ハチ
 「みんな繋がってる」を言いふらしたらちょっと間違えば怪しい宗教にもなりかねない(笑)
 元への戻りっぷりはドラマCDでのハチとも違う、ちょっと違和感すら感じてしまった。ゴローさんとの絡みがそんなになかったからかな、「パパ」に寒気を(笑)16話『イグニッション』からずっと重いハチだったからついつい明るいハチを忘れてたのかな。アニメ版プラネテス的にハチの物語は25話で終わってるからハチ自身に対しては特にない、んですよねぇ…コメント。

○星野愛夫人
 結局、手をかけようとして思いとどまり、酸素切れ。それはわかっていたにしてもどう助かったのかがクレアの口から。クレアがシャトルバスに向けて噴射したアレ綺麗だったな…。ハチ同様、25話でプラネテスのテーマと共にハチとタナベの物語は一段落付いていてどちらかというと他の人達のことを描いた後日談的な最終話だけにまたもや今回の話でのコメントは控えめに。
 リハビリ中のハンドグリップはハチからもらったのかな、それがあるからがんばれたとか。ハチに会うまではまぁリハビリやってたって感じで、会って以降はもっとがんばった、と。やっぱ、愛なのかなぁ(By.キュータロー)
 タナベ両親が出なかったのがちょっと残念だけど。

○フィー
 うわぁんまた特にコメントねーよぅ…アルと旦那さんがチラッと登場したくらい?

○ユーリ
 ハチのお腹をこづくユーリがなんか嬉しかった。DVD特典でハチとは是非ショーギをやろうぜブラザー。

○チェンシン
 「好きの嫌いは無関心」これが「あそこにはハチがいるんだ!」と言えた理由なんだな、きっと。ハチだけじゃない。お坊ちゃんでいろいろと愛想ふりまいて、そのイメージが固められてしまってたけどテクノーラに来て、ハチやクレアとふれ合うことでなんか楽しくて、「あそこには〜」で大切な友だちなんだって気付いた。最初の頃はたぶん、同期の中のいい友人の一人だったんだじゃないかな。なんとなく、だけど。2話「ハチも宇宙船〜」のくだりから、今回みたく言い争いをするハチとチェンシンを見てそう感じたのかな。仲がいいってことは衝突しないだけじゃないもんな。
 ちゃんと愛の制裁を受けたみたいだし。

○クレア
 プラネテスのテーマを物語ったのはハチとタナベだとして、アニメ版はクレアの成長が1話から26話まで描かれた、と思った。1話2話の冷たい管制課のエリートから、11話でテマラに出会い、ハキムとも知り合い、堕ちていく彼女。デブリ課に左遷され、タナベと対立、皮肉にも憎む彼女に救われ、クレアもまた彼女を救う。最後は祖国エルタニカのために翻訳をしていくことを決める。別にクレアの成功と挫折、復活の話でも通じるのが恐ろしい。
 タナベを救ったとき、あの噴射したアレがクレアの中にある影の部分を吐き出した、と勝手に解釈。そういえばあのとき、酸素ボンベを変えたらヘルメットを外そうと手をかけてたクレア。あのあとものすごい自問自答を繰り返したんだろうなと妄想。「なぜあの子を助けたの?」みたくそれこそハチのように。ハチが「なぜ撃てなかった」なら、クレアは「なぜ助けた」と。撃てないのも、助けるのも、当たり前の行動なんだけど2人はそれぞれ迷って、それで光を見つけた。
 まぁ中の人は「ヨロチクビ」とか言ってくれたわけだが。
 ごめんよ、クレア。前回影の部分から戻れないとか言っちゃって。あんたは立派だ(´Д⊂

○ハキム
 修羅に堕ちた男。彼こそが影の部分から戻れない人だった。というかハキムというのは完全に予想外。ワイヤーアンカーを持って、昔のハチのようにノノに迫るハキム。見られたから殺そうとする相手がルナリエンのノノであることを知り、手を止める。彼女には国という縛りがないということを知ったハキム。そして地球を見る。今までテロに必死で地球をゆっくり見下ろしたりしてなかったんだろうな、月から地球を見上げて何かが変わって、ノノの考え方に衝撃を受けた。『先進国・途上国』に縛られているハキムからすればノノの考え方は凄いことなんだからなぁ。「おじさんが綺麗にするんだ」とかいうあたり、「あぁハキム…酸素欠乏症にかかって」と言いたくなったけどノノとのやり取りでふっとんだ。ノノに「あなたの国は見える?」と言われて、「確かに見えないな…」と答えたのはテマラの言葉に対してだったんだなぁ。境界線なんてない、それを知ってもハキムは惑い続ける。
 防衛戦線そのものはなくなったけど、それでもハキムはテロを続けるのか、それとも辞めるのかは誰にもわからない。

 っていうか左腕がないぞ…ハキム。動いてないし、宇宙服の左腕…入ってないっぽいし。

○ノノ
 ハキムが迫って、かなり心配だったけど、ノノはノノらしい言葉でハキムを撃退してしまったな。ある意味『惑う人達』の物語であるアニメ版プラネテスの中で一番惑いの無い人だったノノ、むしろ惑いがないからこそ、ハチやハキムに大きな影響を与えた。ノーランドの死を目の当たりにして、宇宙って何だろうと踏み込みかけたハチに「いいでしょ、私の海!」と言い、ハキムには無邪気に答えるノノ。なんだろ、ノノの海は惑う人達の心を洗ってるんだろうか。
 プラネテス終盤の時間の早さは相当なもんで、普通に一年とか経っちゃうわけで…ノノもたしか13歳か?ハチが帰ってきた頃には二十歳…何mな(撲殺)

○課長と元課長(でいいのか?)
 ヅラキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!ドラマCDではラビィが息子のカムリンにヅラをチクったらしい会話があった。全話見直してみるとなにげにヅラ疑惑が…結構頭を大切にしてたり、髪の毛の色が微妙に…ゲフンゲフン。ハチとタナベの通信を傍受しようとしたフィリップとそれを止めるか?と思ったけどやっぱり一緒に通信傍受しようとするラビィを見て変わらないなぁ(笑)と感じる。
 ラビィの宴会芸はそろそろ芸術の域に達してきた気が。本当にラビィ博士になれるぞ(笑)しかし、あのバックパックがエルタニカ製だったことにニヤニヤ。

○エーデルさん
 就職おめでとー。総務課いったのが悲しいけど。やっぱり派遣時代の制服が好きだ。
 20mに膨らむノーラ君…けど、そんなレア物選別で手放していいのか?コレクターよ、とも。まぁ保存用、観賞用他でまだまだいっぱい持ってそうだけど。
 巨大ノーラ君からタナベをかばうハチ…さりげなくラヴラヴですね。

○ドルフ社長
 かっこよすぎ、一生アンタについていくぜー。前回のデータを把握していたのはノウハウを完全に手中に収めて、他の企業と勝負するためだったんだな。しかもロックスミスも結構好きそうだ、そういう反乱。ちゃんと土星計画をやる気だし(笑)

○星野一家
 ハルコさん最強。やっぱり、結婚報告のときは原作のようなやり取りあったんだろうな。けど、面識が既にあるから、原作とはまた違った報告をしたんだろう。見てぇ。
 キュータローおじさん(予定)はやっぱり「義姉さん」は恥ずかしくて呼べないんだろうな。けど、「愛さん」なんて呼んでて7年という歳月があるとついつい考えてしまうよなぁ…帰ってきたハチの前での修羅場ry
 ゴローパパ、地球に帰ってきたらゴローじいちゃん。なんとなく知らなそう、妊娠してることを。そっちのほうが面白いし。「おい、このガキ誰だ?」とか。知らずに「もしかして3人目か?」とかいろいろ悩むゴローさんを見てみたいかも。

○レオーノフ
 木星出発おめでとう!!
既に船長が胃を抑えてるのに笑った(笑)おいおい早いだろ(笑)

○おともだち勢
 2話でハチを馬鹿にしたやつらが後ろでサインねだってるのが笑った。しかも無視されっぱなし。男子寮のみんながデブリ課にかけつけてワイワイ騒ぐシーン好きだな。
 リュシーはコリンを手玉にとり、ついには結婚かよ!(笑)チェンシンにアプローチかけてた頃が懐かしい。やっぱりあの襲撃事件のあと、急接近したのかな?連合議長はしゃぶりつくす息子と、息子をアレからナニまでしゃぶりつくす嫁となかなか大変になるぞ(笑)でもちゃんと結婚式に来てるんだな、連合議長。

○ゲストキャラ〜PLANETESをバックに〜
 シアと両親はあやしい栽培を脱却してましたね。なんとか逃げ切ったようで。監督とカメラマンは相変わらず、しかも撮ってる相手が一次予選で脱落したあの女の人。女優はエーデルさんの元旦那に声をかけられ、その後ろにシアを人質にしたスリが通っていく。生き残った忍者はレストランで必死に働く。テマラはエルタニカで宇宙服と共に再出発、テマラの笑顔大好き。ファドランさんの娘はバンクというか、3話そのままだったけど、あれは中継見てるんですよね?うん。
 故・忍者は…一番ゲストキャラでは印象に。おりんが手を合わせ…てないな、あれは(笑)
 たっくんとたっくんのお嫁さんは分かりづらかったけど、キュータローのロケット見物のなかに。これで全員出てきた…?

○しりとり
 蝶サイコー。もうね、「宇宙に出る?」ってフィーから言われたときから顔がにやけてしょうがない。原作でも屈指の名シーン、個人的に今まで読んできた漫画の中でもかなりの名シーンとして印象深いこれをアニメで見れるなんて最高すぎ。PLANETESがバックで流れ始めてからはもうニヤニヤしながらしりとりを待つ。で、「けん盤ハーモニカ」の前にやっていたしりとりのワードの中で、「アナンケ」は運命の必然の女神で、ゼウスの妻。「ケレス」は全てを産み育てる母なる大地の女神という意味があるそうです。By.プラネテスネタバレスレ
 しりとりすら本当にやるのかわからなかったけど、やっぱりしりとりは持ってきた。しかも最高の状態で。1話と同じように太陽の光がハチのバックから差し込む構図で、「お前の負け」ははっきり言ってずるい(笑)
 実はしりとり中のPLANETESはドラマCDに収録されていた「PLANETES[arioso]」で、「よっしゃお前の負け」というところでPLANETESに切り替わってたことに気付く…。

○最終回をむかえて
 すごく丁寧で、綺麗な最終回だったというのが一番の印象。そしてしりとり〜PLANETESの流れはプラネテスが終わることへの寂しさよりも、清々しい気分にさせてくれた。
 最初はデブリ屋ドタバタアニメかと思っちゃって、適度に原作入れるのかーと思いつつ見てた。原作のようになるのは難しいだろうと感じながら、『バウンダリー・ライン』を見て、身震いすらした。ここら辺から凄かった。確か9話まではキャラ立てに使うとかどうとか、そういう話を聞いていたから、余談ながらこの感想ページの区切りを考えてて10話がある意味1話なんだなーと気付いた。『イグニッション』後はもう誰も予想の付かない展開をひた走って、衝撃的な車いすタナベをはじめ、原作と大きく異なりながら、同じ所へ行き着く展開は大河内スゲーとしか。プラネテスの丁寧さここにあり?
 企画立案から、今日の放送まで、長い日々でしたけど、スタッフを始め各関係者の方、本当にお疲れ様でした。DVD関係はまだ仕事残ってるけど(笑)またこのスタッフが集まることは難しいけどそれぞれの人がプラネテスを超える作品を創りだしていくことに期待。

いちばんうえに。