ULTRAMAN 感想
★全体の感想
赤い発光体と真木の邂逅、タイトルロゴ(バックにテーマ曲『Theme from ULTRAMAN』)が恐ろしくかっこいい。サントラ欲しい。
空中戦すげー!というのがやっぱりある。空中戦への入り方は「俺は飛べる…!」と真木が言いながらザ・ワンもほったらかしなのがちょっと(笑)そのあとカラスを取り込んで追いかけるザ・ワン。
それと、アンファンス状態は身長10mと小さめで人間パート、巨大バトルパートの中間にあたる大きさなのだが、その状態でのバトルが面白い。舞台は人間パートと同じ場所で戦っている感じがすごく出ている。
ドラマ部分は渋い役者が揃っているので戦隊・ライダーでは見ることの出来ないよさがあった。別所氏がお父さんウルトラマンとしてすごくかっこよかったし、大澄賢也もほどよくキモかった(笑)脇を固めるメンバーとしては真木の奥さんを演じた祐木女史、島倉を演じた永澤氏が個人的にはよかった。前者は子どもを心配し、戦いに赴く真木を見送った。後者は後述するが、おいしいところをもっていきすぎ。
ただ、残念なのは惜しい!と言える点がいくつかあること。現実世界に怪獣とウルトラマンが出現したら、子どもの病気・約束、真木の夢、水原と有働の悲恋、やることが詰め込みすぎてその辺がちょっと…。
★ULTRAMAN in the sky
なんといっても板野一郎氏がフライングシーケンスディレクターを務めたことで空中戦がすごい。手に汗握るとはこういうことなんだ、と実感。合成も思ったよりと違和感なく見ることが出来た。めまぐるしく飛翔するウルトラマン、ザ・ワンのバトルは一見の価値有り。
また、ウルトラマンネクサスがメタフィールドという設定の関係上、建物のそびえたつ都会でのバトルというのがないのでこの映画ではそれも楽しめる。「あぁ、これがウルトラマンなんだ」ってちょっと思えたりもする。実際の新宿にウルトラマンを合成しているので本当に外で戦っている感が出ている。それがなんか地味ながらもすごくよかった。
板野一郎といえばマクロス、戦闘機が画面中を飛び回りドッグファイトを展開するのが有名だが、ULTRAMANでも見ることが出来る。しかも、F15。自衛隊が協力していることもあって映画は自衛隊の駐屯地で真木と島倉が会話するシーンから始まる。加えてF15もバリバリに登場する(最初だけ…)。で、ザ・ワンに羽交い締めにされエネルギーを吸い取られるネクスト、そこに駆けつけたのはF15部隊、F15がミサイルを撃った、飛んだ、大満足。F15部隊の中には島倉もいて、ネクストを見ながら「真木ーっ!」と叫ぶ。ネクサスでもコモンとネクサスのアイコンタクトがあったけど、それと同じと考えてもらえれば。正直島倉死ぬんじゃないかとビクビクしてただけに生き残ってくれて嬉しい。真木は息子の継夢が倒れたと知り病院に駆けつけるがそこに水原がいて病院に行かせないようにする、そこへ島倉がやってきて水原の背中に銃口を押し付け「行かせてやれ」と真木を息子の元へ行かせようとする、という出番もあり、ここぞということろで真木をサポート。
さりげなく、カラータイマー点滅を気合で直してザ・ワンに立ち向かったネクストはすごい(笑)
★継夢は?
ザ・ワンとの決戦前、病室で真木は息子と約束を交わす。「ゆびきり」のシーンはなかなかよかった。よかっただけに継夢の出番が少なかったことが悔やまれる。真木と水原のシーンで時間を使ってしまった感が。新宿地下へ行くシーンが蛇足だったかもしれない。あそこ省くなり有働・水原の悲恋をなくすなりしてさくっとバトルにつなげればもうちょっと真木と継夢のシーンが増えたんじゃないかな。その方が父と子の約束がより盛り上がるんじゃないかと。継夢との約束で決意を新たにした真木がジュネッスへと進化、でよかった。
無銘亭さんでも書いてあったのだがシーンごとはよかった、けど繋がりがちょっと。その辺は次回作への課題かな?
★2005 冬 requiem ULTRAMAN 2
エンドロールの後、いきなり『2005 冬』と出るから「え?」と思ってたらULTRAMAN2の告知が。そりゃビックリです。サブタイの『requiem(レクイエム)』が何を指すのか…。このULTRAMANがウルトラマン第1話をリメイクしたものとすれば何かしらウルトラマンの過去の話にヒントがあるはずだが…そういうのはわからんorz
★ネクサスとの繋がり
一部雑誌では最初のデュナミスト=真木、二人目=姫矢ということが紹介され、ビーストは分子化したザ・ワンの一部ということになっている。ちゅか、パンフにもそう書いてある。
で、この映画は2004年でネクサスは2008年〜2009年と言われている。たったそれだけの期間で人々の記憶はそう簡単に消せるのか?という点が気になるわけで。それはネクサスでも重大な秘密のひとつ。おそらくは記憶を消去、世界中でMPががんばったということなのかな。秩序にこだわるのもザ・ワン騒動のゴタゴタ(+ULTRAMAN2?)からの教訓。それならコモンが「ウルトラマン…」とつぶやいた理由も納得できる。MPによって記憶操作が行われていてもウルトラマンの存在が心に残っていたからネクサスを見てそうつぶやいた。まぁ4年で新宿が復興するか、といわれると怪しいのでもしかすると2018年だけど記憶を弄ってる、と予想もしてみる。ネクサス作中で定期が平成21年までとなっていたから作中の西暦は決まっているようなものだが空白の年数を経ての2008年かもしれないし。ザ・ワン騒動ののち、真木は変身できなくなる。そのあとでスペースビースト(宇宙からやってきたザ・ワンのかけらたちということでこの名前に?)が出現、ウルトラマンもまだ存在するのでは?ということで真木に続くウルトラマンに変身できるものを探すためTLTが発足、適能者捜しを始める。その過程で可能性のある者(真木のデータなんかから条件を絞り込む?)をNRに入隊させる、そんな流れかなぁ…。ダークファウスト・ダークメフィストはビーストとは一線を画しているが人間優先の憑依だから?一度ネクストに負けたザ・ワンの分子はそれを学習、人に憑依しつつも意識はその憑依した人間のままということにして力を引き出す?
ソースは忘れたが、ノア・ネクスト・ネクサスのNプロジェクトは一連の流れになっていてノア→ネクスト→ネクサス、ライバルのダークザギはというと、ダークザギ→ザ・ワン→スペースビースト・ダークメフィストという感じらしい。ネクサスのタイトルが爆発→赤と青の発光体というのもそれをなぞらえてるらしい。